コーチングの考え方【家庭】
もしも子供に何かお願いされたとき、親や大人はどうして子供に対して対応して行ったら良いのでしょうか。
コーチングの部分からふさわしい考え方、間違う考え方を挙げてみたいと思います。
【ふさわしいコーチングの考え方】
子供にお願いされています。
この場合、子供は自分がどうしたいのか分からなくなっている場合が多いと思います。
親として何をお願いしたいのか正しく聞いて引き出して与える事が大切になると思います。
親が答えを教えて挙げるのは簡単ですが、新しい情報は子供の方が得られ易く現に持ち歩いていると思います。
答えは子供が持ち歩いている事が多いのですが、出来れば答えを引き出して吊り上げる様に親が対応してあげる事が大切となります。
この時、時間や効率性の事は考えない様にする事が大切です。
子供に考えさせて答えを引き出して売る。
これが親が子供に行なうコーチングだと思うのです。
【間違うコーチングの考え方】
答えは親から子供にずっと与えてあげなくてはいけない。
親なんだから何かしら答えてあげないといけないという考えは間違っていると思います。
もちろん親なのですから人生においての経験は豊富にある事でしょう。
ただし、子供がどうしたいのか子供の気持ちも考えた上で答えを考えさせて引き出して売る事が何とも大切だと思うのです。
親なんだからこうあるべき、子供なんだからこうあるべきという概念を捨てて、自力で考えさせて答えを出せる様に弾き出して与える事、これが家庭における親から子供へのコーチングだと思います。
コーチングの3原則
「インタラクティブ」双方向コミュニケーション
「オンゴーイング」継続的コミュニケーション
「イージーオーダー」相手に合わせたコミュニケーション
上記3つが基本的コーチング3原則と言われています。
このスキルを前提としてコーチングの会話技術は成り立っているのです。
【インタラクティブ】
こちらが行っているコミュニケーションは双方向の様で本当はどうしても双方向であるとは限りません。
上司が部下に、親が子供に一方的に指示を与えている事が見て取れるのです。
相手が話した事を聞いて、自分がそれについて考えて話す。
それが双方向コミュニケーションとなるのです。
【オンゴーイング】
相手が自発的に行動を起こしたり、行動を変えてやる事がコーチングでは大切になります。
まず話しておわりというのではなく、相手が行動を考えて行くまで、継続的にフォローし続けよう事が継続的コミュニケーションなのです。
おんなじ話題について話続けるという事は全く酷い事ですが、コーチとしては相手の状況を根気よく聴き続けていく努力が必要になるのです。
【イージーオーダー】
「人はそれぞれ違うのです」という事は誰でも頭では分かっている事だと思います。
但し誰かとコミュニケーションを取る時、この事を意識している人は少ないと思います。
自分がこうおもうんだから相手もそれほど想うはずと勝手に見まがう場合が多いのです。
但し相手の受け取り方はまちまちです、それぞれ対応は違うんだという事を認識してメッセージを伝えて行く事もコーチングにおいては肝なのです。