簿記検定試験前の心得

簿記検定試験前の心得

如何なる学習法を選ぶも、簿記検定試験を受ける日は、とにかくプレッシャーを伴います。

 

更に、日商簿記1級、全経簿記上級レベルの簿記検定試験は倍率が相当安いので、緊張するなと言う方が無理でしょう。

 

そのため、試験前日から当日にかけては、どんなにリラックスできる環境を合わせるか、ということが重要となってきます。

 

 

理想的な流れとしては、前日にはあまり長時間勉強をせず、しっかりと睡眠をとって、最高の状態で試験に臨むという話し方が好ましいでしょう。

 

そのためには、それまでに完全な形で学習を終えて、最終日となる試験前日は、これから何もすることがない、最終チェックのみという形で控えることが大切です。

 

 

簿記検定試験の学習期間は、日商簿記3級レベルで2ヶ月、2級レベルで4ヶ月、1級で半年が必要と言われています。

 

個人差があるので、あんまりこの学習期間で合格できる知識が身に付くわけではありませんが、この期間を目安に、自分が受ける試験の日程を選び、余裕を所持して試験に立てるようにすれば、試験前日まで狼狽える必要はなくなります。

 

 

試験前日には、最終チェックの意味も含め、試験の予行練習となる模擬試験をやると効果的です。

 

これだけをする、というのが一番良いでしょう。

 

試験は、問題集に付属している物、専門学校や通信講座で用意されたものなども良いですが、一番良いのは「自分で作った試験を自分で受ける」という方法です。

 

自分の苦手な分野、理解が浅いと自覚している分野を重点的に出題し、回答するのがポイントです。

 

これによって、試験を取る段階、試験を受ける段階の2回勉強できます。

 

これだけやれば、極めてリラックスして試験に立てるはずです。

 

 

 

簿記検定試験当日の心得

試験当日の朝は、なるたけ早起きください。

 

眠れないという人もいるかもしれませんが、当日に焦っても仕方ありません。

 

眠れなかったのであれば、多少なりとも脳を寝かせるよう、自分がリラックスできる越し方で、試験までの時間を過ごすと良いでしょう。

 

 

当日にチェックするのは、携帯して行くもの、試験会場の場所、試験の初期間、必要なお金です。

 

簿記検定試験の初期間は、種類や等級によって異なります。

 

そのため、事前に自分が受ける試験はいつに開始するのかを確認し、遅くとも10分前には会場となる教室に入室するようにしましょう。

 

できれば1時間前くらいに会場入りし、そこで最終チェックをするのが良いです。

 

 

会場となる場所は申込みをした時点で聞こえるので、先ず下見を通しておいても良いでしょう。

 

プロセス、自宅から繋がる時間などを把握しておけば、当日になって切羽詰まる必要がなくなります。

 

当日に手ためにも、なるべく事前にそれらの要素を潰しておきましょう。

 

 

試験に必要なものは、前日にしっかりとチェックしていても、当日の朝に更に確認をしましょう。

 

とりわけ受験票や身分認可は、それがなければ試験を受けられないという非常に重要なものです。

 

会場入りした後も、落としていないか早めにチェックしておきましょう。

 

 

仮に会場入りした後に試験の場所がわからなくなった場合は、その施設の係員などに聞くと良いでしょう。

 

簿記検定試験は毎回数多くの人が受けに来る試験なので、施設の人が知らないということはほんとにありません。

 

 

 

電卓を選ぶ際の心得

簿記検定試験を受けるにあたって必要なものはいくつかありますが、その中で最も重要なのは、本当は「電卓」です。

 

電卓がなくても、簿記検定試験を受けることは可能です。

 

ただし、電卓がなければ、試験に合格することは難しいでしょう。

 

 

とはいえ、これだけなら他のものより重要ということはありませんね。

 

受験票等は、それが乏しいだけで受験すらできないわけですから。

 

電卓が重要視される理由は、他にあります。

 

それは、「買える」という点です。

 

 

電卓とひと言でいっても、世の中にはたくさんの電卓が販売されています。

 

そうして、その中のどの電卓を選ぶかによって、試験に合格出来るかどうかがまとまると言っても過言ではないくらい、電卓の選択は重要な意味を持つのです。

 

 

電卓には、卓上電卓と呼ばれる大型のものと、中型、小型の電卓があります。

 

このうち、家庭でもよく扱う小型の電卓は、簿記検定試験には不向きなので除外します。

 

では、大型と中型、どちらがよろしいのでしょう。

 

これは人それぞれところが、打ち易いのは大型、持ち運びしやすいのは中型となっています。

 

画面が見やすいのも大型です。

 

周りの目を気にしないのであれば、大型の卓上電卓がオススメです。

 

 

また、電卓はメーカーによっても若干、操作の違いがあります。

 

電卓を作っているメーカーは、ほとんどがカシオとシャープです。

 

この2社の電卓は基本的面は主として一緒ですが、割引計算をする際などのキーの打ち方にそこそこ違いがあるので注意しましょう。

 

 

 

簿記検定試験後の心得

無事に試験を受け終えたら、あとは合格発表を待つのみです。

 

発表の日は受ける試験の種類や等級、会場によって異なります。

 

1週間後に発表される場合もあれば、2ヶ月後に発表される場合もあります。

 

また、発表の方法も、ホームページだったり郵送だったりするので、お先に確認しておきましょう。

 

 

また、簿記検定試験は時間さえ重ならなければ、ことなる等級の試験を一気に受けることも可能です。

 

仮に複数の試験を同時に受けている場合は、それぞれに合格発表のタイミングがことなるので、両方ともしっかりとチェックしておく必要があるでしょう。

 

 

簿記検定試験後、合格発表までの期間の話し方は、非常に重要です。

 

3級、2級の試験を受けた後、仮に完全手応えを感じているなら、次の等級の試験に向けた勉強を広く始めることが好ましいでしょう。

 

人間、めったにひとつのことを憶え続けられるものではありません。

 

合格発表まで悠長に過ごしていると、どうにかに見つけた知識がポロポロとこぼれるように忘れてしまいます。

 

きっちり、勉強しながら待つようにしましょう。

 

 

日商簿記1級、全経簿記上級といった最高級の試験を通している場合は、就職や別の資格の取得など、次のステージを視野に閉じ込めると良いでしょう。

 

簿記の資格を持ち歩いているというだけでも、就職にはある程度有利に働きます。

 

ただ、日商簿記1級、全経簿記上級といった資格を得ると、より具体的な職を目さす上で必要な資格の取得条件を満たすことができます。

 

自分が何を目さすのかという目標を一層絞った上で、次に行なう勉強を決めると良いでしょう。

 

 

 

簿記取得後の心得

見事簿記検定試験に合格した場合には、その等級の簿記資格を得ることになります。

 

それほど変わると、次は再び上の等級を目指し示すことが目標となってしまう。

 

ただ、日商簿記1級、全経簿記上級を取得した場合は、二度と次の等級はありません。

 

新規選択をすることになります。

 

 

就職、転職を考えて簿記検定試験を受けた人は、その合格後、就職活動、転職活動を行うことになるでしょう。

 

その際に注意すべき点は、簿記の資格が必ず経理部門への就職、転職の成功を保障するものではない、ということです。

 

有利に至ることは確かですが、100%ということはないので、なるたけ資格を重要視して受け取る会社を編み出すようにしましょう。

 

 

就職、転職の際、4級の簿記資格は全く意味を成しません。

 

これはあくまでも、個人経営の経理の知識を得ることを主な目的とした資格なので、効果は期待しない方が良いでしょう。

 

3級、2級の場合は、新卒であれば効果はかなりあります。

 

一方、転職組の場合は、しばらくもの足りないとみなされることが多いようです。

 

3級と2級は同一視されることが多く、2級は就職の上では中途半端な等級となります。

 

尚、全経簿記、全商簿記の1級は、日商簿記の2級と同程度とみなされます。

 

日商簿記1級、全経簿記上級の場合は、かなり就職、転職に有利にはたらくでしょう。

 

 

別の選択肢として、新規資格取得という選択もあります。

 

日商簿記1級、全経簿記上級といった資格は、税理士や公認会計士といった資格の試験を受ける条件なので、これらの職業を目指し示す人にとっては、簿記資格はステップアップの段階であり、これからが本番ということになるでしょう。

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